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Googleの口コミを増やす方法|お願いの仕方と、禁止されていること

Googleの口コミを増やすには、利用したお客様全員に、口コミを書くページのリンクを送って依頼します。見返りや、満足していそうな人だけに依頼することは禁止です。Googleのポリシーにもとづく可否の表、依頼する5つの手順と文面の例、返信の仕方、書いてくれたお客様を紹介につなげる流れをまとめました。

田中 悠 公開

この記事の要点

  • Googleの口コミを増やす基本は、利用したお客様全員に口コミを書くページのリンクを送って依頼することです。
  • 依頼は初回の利用のあとなどに全員へ同じ文面で送り、送った数と新しい口コミの数を月ごとに記録します。
  • Googleのポリシーは、投稿と引き換えの割引や、満足していそうな人だけへの依頼を禁じています。
目次
  1. 口コミが増えない3つの理由
  2. Googleのポリシーで、してよいこと・いけないこと
  3. 口コミを増やす5つの手順
  4. 届いた口コミへの返信の仕方
  5. 海外の例:Yelp は口コミを依頼すること自体を勧めていない
  6. 口コミを書いてくれたお客様に、紹介をお願いする

Googleの口コミを増やす基本は、利用したお客様全員に、口コミを書くページのリンクを送って依頼することです。Google は口コミを依頼すること自体は認めています。禁じているのは、見返りを渡すこと、満足していそうな人だけを選んで依頼すること、書くよう迫ることです。

この記事では、Google のポリシーにもとづく「してよい・いけない」の表、依頼する5つの手順と文面の例、返信の仕方を説明します。最後に、書いてくれたお客様を紹介につなげる流れも扱います。口コミ全体の考え方は口コミマーケティングとは?で扱っているので、ここでは Google マップの口コミ(Google の画面では「クチコミ」)に絞ります。

口コミが増えない3つの理由

口コミが増えないときは、次の3つのどれに当たるかを確認します。

  1. 依頼していない:満足していても、書くきっかけがなければ書かないまま終わります。
  2. 書く場所が分からない:「Google に書いてください」と伝えるだけでは、お客様はビジネス名を検索して、口コミを書く場所を自分で探すことになります。
  3. 依頼の仕方がポリシーに触れている:見返りを提供して集めた口コミは、Google のポリシーで禁止されていて、削除の対象になります。

1と2は手順で直せます。3は、依頼の仕方の線を先に知っておけば防げます。

Googleのポリシーで、してよいこと・いけないこと

Google は、口コミを依頼することを認めています。Google ビジネス プロフィールのヘルプには、次のように書かれています。

クチコミを投稿してもらうために、Google リンクにアクセスするか、QR コードをスキャンするようユーザーに依頼できます。

いけないのは、依頼の仕方で口コミの中身や数をゆがめることです。Google マップのユーザー投稿コンテンツポリシーをもとに、事業者が行いがちなことを表にしました。

すること可否ポリシーの区分
全員にリンクを送って依頼するしてよい実体験の投稿を募る
投稿のお礼に割引・無料の品いけない見返り
満足していそうな人だけに依頼するいけない選んで依頼する
その場で書くよう要求する・強要するいけない要求・強要
スタッフが自社の口コミを書くいけない利益相反
業者にお金を払って書かせるいけない対価が支払われた口コミ

※2026年10月時点の Google の公開情報をもとに編集部が整理。条件は変わることがあるため、最新の内容は Google の公式ページでご確認ください。

見返りについて、ポリシーは禁止の例に次を挙げています。

クチコミの投稿や否定的なクチコミの修正または削除と引き換えに、インセンティブ(金銭的報酬、割引、無料の商品やサービスなど)を提供する行為。

投稿と引き換えの割引やクーポンは、口コミが良い内容かどうかに関係なく対象です。

選んで依頼することも、同じポリシーで禁じられています。

顧客からの否定的なクチコミの投稿を妨げたり禁止したり、肯定的なクチコミを選択的に募ったりする行為。

NPSのアンケートで「勧めたい」と答えた人にだけ Google の口コミを依頼すると、これに当たるおそれがあります。依頼するなら、利用した人全員に同じ文面で送ります。

業者については、同じユーザー投稿コンテンツポリシーが「直接的な金銭または現物が対価として支払われたクチコミまたは評価」を禁止の例に挙げています。口コミを書く業者に依頼することは、これに当たる可能性があります。Google 以外の投稿先の規約とステマ規制は、口コミマーケティングとは?の「見返りを提供してお願いするときの注意」で扱っています。

口コミを増やす5つの手順

ポリシーの範囲で口コミを増やすには、次の5つを順に整えます。

  1. 口コミを書くページのリンクを用意する:Google ビジネス プロフィールで、自社の口コミを書くページへのリンクを用意します。お客様がビジネス名を検索しなくても、そのまま書けるようにします。
  2. 依頼するタイミングを決める:お客様が「人に話したい」と感じた直後に送ります。商品が届いたあと、初回の利用が終わったあとなどです。
  3. 全員に同じ文面で送る:メールや LINE 公式アカウントで、利用した人全員に送ります。評価が高そうな人だけに絞りません。
  4. 書くかどうかはお客様に任せる:口コミを利用の条件にしたり、書くよう迫ったりしません。ポリシーも、口コミを依頼するその場で評価や口コミを残すよう求めたり強要したりすることを禁じています。
  5. 数を記録する:送った数、新しい口コミの数、返信した割合を月ごとに記録します。送った数に比べて口コミが少なければ、送る時期または文面を見直します。

メールや LINE で送る文面の例

オンラインのヨガ教室を例にすると、次のような文面です。

「先日は体験レッスンにご参加いただき、ありがとうございました。よろしければ、Google のクチコミにご感想をお寄せください。良かった点も、気になった点も、そのまま書いていただけると今後の参考になります。(口コミを書くページのリンク)」

星の数を指定すること、「良い口コミをお願いします」と書くこと、口コミのお礼に特典を設けることは避けます。ポリシーが認めているのは、見返りを提供せず、評価や内容に影響を与えようとせずに依頼する形だからです。

届いた口コミへの返信の仕方

返信は、書いた人だけでなく、あとから事業者を探す人にも表示されます。Google ビジネス プロフィールのヘルプも、返信は一般公開され、お客様と良い関係を築くのに役立つとしています。

  • 良い口コミ:お礼と、書かれていた点への一言を添えます。同じ定型文の繰り返しにしません。
  • 厳しい口コミ:事実を確認し、謝るべき点は謝り、直したことがあれば伝えます。言い返しません。
  • しないこと:口コミの削除・変更と引き換えに、割引や無料のサービスを持ちかけること。ポリシーが禁じる見返りに当たります。

海外の例:Yelp は口コミを依頼すること自体を勧めていない

米国のレビューサイト Yelp は、事業者が依頼した口コミそのものを、おすすめしない対象にしています。依頼することを認めている Google とは考え方が違います。

Yelp のおすすめの仕組みを説明するページは、おすすめしない口コミの例として次を挙げています。

Solicited reviews. These are reviews that it suspects the business owner or an employee asked for.

事業者のオーナーやスタッフが依頼したと仕組みが疑った口コミ、という意味です。同じページは理由として、事業者から依頼されたお客様は評価を高めにつけるよう圧力や影響を感じることがある、と説明しています。

Google で問題のない依頼の仕方が、ほかのサイトでも通るとは限りません。

口コミを書いてくれたお客様に、紹介をお願いする

Google に口コミを書いてくれた人は、すでに自社のことを人に伝えてくれたお客様です。友だちへの紹介もお願いしやすい相手です。

お願いするときは、次の2つを守ります。

  1. 口コミへの返信ではお礼だけを伝え、紹介の案内はメールや LINE など別の連絡で送る。
  2. 紹介の特典を、口コミの投稿の条件にしない。口コミと引き換えの特典と読まれると、Google のポリシーに触れるおそれがあります。

紹介コードや紹介リンクを渡すと、誰の紹介で新しいお客様が来たかを数えられます。紹介の型と特典の決め方はリファラルマーケティングとは?で、紹介した人へのお礼と景品表示法の関係は紹介キャンペーンと景表法で扱っています。口コミの写真や感想を自社のサイトで使いたくなったら、UGCマーケティングとは?の許可と表示の手順を先に確認してください。

まずは口コミを書くページのリンクを用意し、利用したお客様全員に同じ文面で送るところから始めてみてください。

Jolt Me について Jolt Me は、友だち紹介プログラムの立ち上げから特典のお届けまでを自動化する、リファラルマーケティングプラットフォームです。紹介コードの発行、成果の計測、特典の配布、不正の検知までを管理画面ひとつで運用でき、EC・D2C、アプリ・SaaS、スクール、フィットネス・サロンなど幅広い業種で導入いただけます。

監修者

田中 悠

田中 悠

株式会社AREYO 代表取締役CEO

BtoC 向けのリファラルマーケティングプラットフォーム「Jolt Me」を通じて、紹介プログラムの戦略策定から導入までを多方面から支援。

紹介が属人化・形骸化しやすい構造に向き合い、お客様から自然と紹介が生まれる仕組みづくりに尽力。

<<主な略歴>>

キヤノン株式会社に新卒入社後、一眼レフカメラのグローバルマーケティングを担当。その後、株式会社プレイドに参画し、セールス、カスタマーサクセス、プロダクトマネジメントを横断し、主にアパレル企業のCX向上を支援。2020年6月より株式会社バニッシュ・スタンダードに参画し、執行役員としてビジネス全体を統括。2025年4月株式会社AREYO創業。

愛媛県松山市出身。みかん好き。

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